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千葉を愛してやまない筆者のバレー&いろいろ日記。 マリーンズライフも随所に交えながら?

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 夜から「東洋大学大学院経済学研究科公民連携専攻PPP成果発表会」を聞きに、
 大手町のサンケイビル内会議室へ向かいました。
 会場は、ぎっしり埋まってました。

 PPP=Public Private Partnership、公民連携。

 これから資金調達が難しくなってくる地方自治体などと、
 資金やスキルを持っている民間企業などがパートナーを組んで事業を行う
 新しい官民協力の形態です。

 昨年度までと今年度の仕事をミックスしたようなテーマで、
 前から学びたいと思っていたのですが、
 とにかくあっという間の2時間でした。

 協働事業提案制度のような仕組み、
 施設・道路使用料や税収入をファンド化する手法(日本ではまだ認められていない)、
 地域「経営」分析結果の発表など、様々な報告がありました。

 何か、光が少し見えたような、明るい気持ちにもなります。
 研究が進み、法制化されれば、かなりいろいろな分野に応用できそうな手法です。
 今の財政状況を考えれば、そんなに先の話でもないかもしれません。



 とりあえず、手軽にできそうなのは、コーホート分析

 ●人口分析から地域の特徴を抽出する地域プロファイリング手法
 自治体別に5才階層人口を差し引きすることで世代間の増減を簡単にグラフ化し、地域の特徴を探し出す手法を用いて、国勢調査データで全国全自治体を調査し、階層別の増減パターンを分類しました。表面的にはまったく異なる地域が同じ特性を持っている、逆に同じような地域に大きな違いがあるという意外な結果が得られています。


 実例で出ていたのは、木更津市

 平成12年(2000年)を基準年にして、平成17年と比べたときには、
 20~24歳の層に大幅な落ち込み(人口減)が見られ、負け組扱いだったのですが、
 その後、平成18年以降のデータと比べると、
 30代を中心に人口流入が顕著となっていき、
 結果、若年層も増加し、少子高齢化に完全に歯止めがかかっているとのこと。

 原因は、アクアライン効果(高速バス利用で都心まで1時間以内)と、割安な地価。
 
 ただ、人口急増地は郊外に偏っており、
 (アクア木更津などを核とした)従来型の中心市街地再生の手法は
 ほとんど意味がないと思われるとのこと。

 
 こういった様々なスキルを、コンパクトに見せてくれたのはとてもためになりました。

 よく「地域を歩け」と言うが、主観が入りがちになるので、
 地域に見えないことを、外から客観的に分析・診断することも重要。
 このグラフが頭に描けるようになれば、立派な地域経営者である、と
 この項ではまとめていました。



 あとは、個人的にまとめますが、
 大手町駅地下街で食べた帰りのラーメンがうまかったことも、重要なことですね。

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