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千葉を愛してやまない筆者のバレー&いろいろ日記。 マリーンズライフも随所に交えながら?

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 金曜夜発で、災害復興支援ボランティアツアーにいってきました。
 行き先は、宮城県内ということでしたが、この日は東松島市になりました。

 
 深夜0時(少し前)に津田沼駅近くを出発して、千鳥町と那須高原で30分ずつ休憩。
 朝5時に菅生に着いて、そこで2時間時間調整して7時発。
 三陸道に入って矢本で最後のトイレ休憩を済ませ、8時半現地着、という行程でした。
 現地の集合時間に合わせていることもあり、休憩が多く、なかなか寝られません。
 そこが耐えられるかどうかがポイントの一つでしょう。


 矢本運動公園の中にあるボランティアセンター(周辺に避難所があり、仮設住宅を建設中)で
 いくつかのグループに分かれて活動。
 グループごとにリーダーが指名されていました。
 (経験者っぽい方が指名されていました)

 この日は、側溝の泥かきと、民家の倉庫の片付け(配管工事用の部品洗浄)などを行いました。
 写真の整理を行ったグループもあったようです。

 現地までは、熊本県水俣市の職員が誘導してくれました。
 側溝の泥かき現場では、すぐ隣で神奈川県職員のチーム(30人くらい)が作業していました。
 全国各地から支援部隊が入っているのも感じられます。


 拠点から作業地まで徒歩で移動する間には、津波の爪痕が至る所に…
 ちょうど、津波が押し寄せた境目あたりの地域のようでした。
 上手く言葉に表せず、何というか、呆然としてしまいました。
 




 この日は作業自体はまだ楽な方だとのことでした。
 それでも、大分くたびれました…
 たった1日作業したところで、たいしたこともできないのですが、
 喜んでくれる方は確実にいます。(喜んでくれてよかったです。)
 避難所に入っていない方へのこういった復旧支援は、
 ボランティアに頼る部分が大きいのかもしれないですね。


 よく見ると、所々に、がれきが積まれているところがありました。
 以前来られた方が作業したのかもしれません。
 人のいるところ、関わるところから順番に作業をしているようですが、
 人の関わっていないところはまだまだこれからという感じでした。


 45人定員のバスに、44人の参加がありました。
 急遽欠席された1名の方も存じていますので、実際は満員だったということになります。
 1人や2人組での参加が多く、集団で行動している方はいませんでした。
 女性は3分の1ほどを占めていました。
 年代層はいろいろかな?20代から60代までいろんな方がいました。


 帰りは、三陸道矢本PAで着替えとうがいでの消毒・防疫。
 うがい薬はバス会社で用意し、薄めて紙コップに入れて全員に配っていました。
 安達太良で夕食。羽生でソフトクリーム。美味で、疲れがとれました。

 渋滞もなく、22時半頃津田沼着。
 遠く池袋や横浜から参加された方もいましたが、
 この時間に着ければ、終電も間に合ったのではないでしょうか。


 バス車内での添乗員さんの説明。 

 ・バス会社として、何ができるか考えた。
  南三陸に行って、この有様を見て、ボランティアツアーを企画しようと考えた。

 ・東北の復興は1年2年で片付くものではない。
  日本人は熱しやすく冷めやすいという気質がある。
  東北のことを忘れないで欲しいという気持ちでやっている。

 ・7月以降もツアーを行う。やり方は反省点などもあり、見直す。
  ※金曜発、土曜発のコースがありますが、この週は金曜発のみの実施。

 ・南三陸でのがれき処理を行うと、がれきの下から死体が頻繁に見つかる。
  親子で参加したいという要望もあるのだが、ショックが大きいので、
  18歳未満を参加不可としている。

 ・来週も再来週もバスが出ることは決まっている。
  現地のボランティアセンターと相談して、支援物資を運ぶことも了解を得ている。
  運んでほしいものがあれば、ご相談いただきたい。


 このプランは、災害ボランティア初体験でも参加しやすかったです。(隣席の方も初参加でした)
 添乗員さん(兼ボランティアスタッフという感じ)の思いも感じられました。
 習うより慣れろ、という面でも良いのではないかと思います。
 少なくとも、東京でごちゃごちゃ議論しているよりはよっぽど生産的かと(汗)


 また、夜行はつらいという方には、朝7時頃出発するつくば・水戸→いわきの日帰り
 (茨城NPOセンター・コモンズ)、
 観光もしたいという方には、秋保温泉で1泊するプラン(近ツリ)などもあるようです。
 目的に合わせて、検討してみてはいかがでしょうか。

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