千葉を愛してやまない筆者のバレー&いろいろ日記。
マリーンズライフも随所に交えながら?
10月5日~6日と、日本広報学会が東洋大学で開催され、会員として出席してきました。
ハードでしたが充実した2日間でした。
初日、特別講演では、競泳日本代表ヘッドコーチ・平井氏の貴重な話を伺えました。
現在、東洋大学の准教授になり、萩野選手を指導しているとか。
広報学会らしく、コミュニケーションの話が中心でした。
2020に向けての話も大変参考になりました。
基調講演はオランダのコーネリセン教授のレピュテーション(評判)マネジメントの講演。
まだ新しい分野で、定義もはっきりしていないのですが、
評判の「管理」から「育成」の発想に変わるべきという指摘がありました。
組織の信頼を保つためにも、今後重要な分野になっていきそうです。
2日目、午前中は、企業と自治体の震災広報の考察について。
自治体の考察で、福島県外に避難している住民(域外避難者)に向けて
どのように情報伝達をしているかの調査報告があり、次のような点が印象に残りました。
・福島県は、福島民報と福島民友にお知らせ枠を確保し、全国の図書館に配架依頼。
・福島市や郡山市は、避難者への送付を行う一方、Web周知に頼る面も。
・大熊町や浪江町は、ネットが使えない世帯向けに、ソフトバンクモバイルから
無償貸与を受けたフォトフレームを避難者に配布し、広報誌面を送信。
(タブレットも配布したが、使い方がわからないという避難者もいたとのこと。
フォトフレームの方が自動的に情報が入ってくるので手軽なのかもしれません。)
避難人数の多少や把握状況によって、伝達手段も変わってくるようです。
域外避難者に故郷の情報を届け、帰る決断をするための判断材料を届けようと、
各自治体が苦労している様を少しだけ知ることが出来ました。大変貴重な講演でした。
11時以降は分科会。気になるテーマを拾って聴講させていただきました。
2日間、たくさんの講演を聴く中で、自分の今の課題解決につながる
フックのようなものもいくつか見つけることが出来ました。参加してよかったです。
なお、来年は熊本市(東海大学経営学部)での開催とのこと。
会員以外でも聴講可能のようですので、お近くの方は覗いてみてください。
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東洋大学と言えば、気になるのがこれ。
食堂で、藤岡貴裕選手と鈴木大地選手のサインを発見!
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