千葉を愛してやまない筆者のバレー&いろいろ日記。
マリーンズライフも随所に交えながら?
これでいいのか千葉県千葉市 (日本の特別地域特別編集) 佐藤 圭亮 マイクロマガジン社 2012-04-25 売り上げランキング : 18739 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
また出ました、「これでいいのか」シリーズ。偶然本屋で見かけました。
以前「葛南」「東葛」を取り上げましたが、ついに「千葉市」が登場。
刺激的な表紙に違わず、相変わらず耳の痛いことがたくさん書いてありますが、
やはり、なるほどとうならされることも多い。
地域の課題を知るにはとても良い本です。買いませんけどね(^^;)
多分、千葉市内の主要な本屋には平積みになっていることでしょう。
千葉市を一言で言うと、「引きこもり都市」。
職住接近で商業施設も充実、千葉、蘇我、幕張と3つもの中心市街地を持って、
千葉港と成田空港が近くて世界にも目が向きやすい。
東京までも微妙に遠くてわざわざ行くまでもなく、
千葉市内でほとんど用が済んでしまうので、
まるで自宅でネットで全ての用をこなしているさまに似ているのだとか。
#まぁ、元々千葉市は房総一体を商圏にしていたのですが、
各地にも商業施設ができて、商圏が狭まって千葉市内になっているんでしょうね。
花見川区と稲毛区は、美浜区に海を取られたことを憎んでいるとか?
その美浜区は、幕張新都心を「ゴーストタウンになりかけた街」と表現。
2000年代の景気回復で街らしくなってきたことは評価していましたが、
「千葉市」であることがあまり知られていない、と分析。
その千葉市が目指す姿としては「首都圏に一番近い地方都市」だとか。
千葉県のイメージが当てはまらない千葉市。
東京まで微妙に距離があり、独立性を保てる。
ベッドタウンでもなく、田舎でもない、独特の街は、
東京に依存しないでも、地方の中心都市を目指せる、のだそうです。
立ち読みでこれだけ書いてしまうのも何だかなぁと思いますので、
興味のある方は、買うなり立ち読みするなりしてください。
かなり面白かったのは間違いないです。
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