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千葉を愛してやまない筆者のバレー&いろいろ日記。 マリーンズライフも随所に交えながら?

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 「ファンドレイジング・日本 2012」に参加してきました。
 3年連続で参加していますが、今年は700名もの参加がありました!
 今年は千葉から参加の方も見受けられて心強かったです。
 (ただし、ちょっとした理由があったそうです)

 特に、初日の2つのセッションが面白かった。

 「パブリックスピーキング」は、2回目の受講なのですが、
 講演などで人に伝えるテクニックを、演劇の手法などを使いながらわかりやすく解説。

 「ディズニーランドに学ぶ人財活用法」は、感動マジックにつながる話。
 元キャストとしても、いたときのことを思い出しながら、楽しく話が聞けました。

 とても役立つセッションで、勉強になりました。ありがとうございました!



 ただ、千葉のことを思うと、ちょっと思いは複雑。
 ファンドレイジングを巡る動きに、果たしてついて行けるのかな…

・改正NPO法の施行など、寄付税制の改正(2010年6月)
 →法人側、寄付者側双方に大幅なメリットのある改正

・これを定着させるため、内閣府新しい公共支援事業の実施決定(2011~12年度)
 →事業内容は、官民協働の「新しい公共支援事業運営委員会」で各都道府県ごとに決定。

・そのメニュー内に「ファンドレイザー育成」が盛り込まれる
 →全国の自治体で一斉に取り組みが始まる。(今回の出席者が激増した理由の一つ)

・タイガーマスク運動、震災による寄付マインドの盛り上がり
 →ムーブメントが起きている。

・事業期間は2年間限定。この設定がくせもの。
 →「10年分の予算」(by島根県)を2年で使うには額が大きすぎる。
  中小の団体まで効果を浸透させるには、ホントは予算額は小さくていいから
  ある程度時間かけて事業を行いたかったところ。

・ということは、2012年度は勝負時。翌年は一気にお金がなくなる。
 →全国のNPOと自治体の自力が試されている。



 最後のセッション「支援者にとって『分かりやすい仕掛け』をつくる」で、こんな話がありました。

 いろいろな人の助けを借りようと考えて、様々な人とつながって
 「化学反応」を起こしていくことで、世界が変わった。
 

 NPOに限らず、人と会う仕事の醍醐味でもありますよね。


 今回のイベントをモチーフとした地域行事も、各地で取り組まれようとしています。
 しかし、ただ名の知れた講師を呼べばイベントが成立すると思ってほしくない。

 化学反応を起こすには、
 主催者が、イベントの価値を理解し、自分の言葉でメッセージが発信できるか。
 参加者に、吸収しようという意気込みがどれだけあるか(つながろうとするか)。

 ホントは無料でなく、参加費を集めた方が本気度が増すとさえ思っています。
 だって「資金調達」のためのイベントなんですからね。
 ある意味ビジネスセミナーですよ!


 今回の大会には、全国から大勢の方が、旅費も宿泊費も参加費もかけて集まっているんです。
 千葉から参加なら、旅費だって微々たるモノで済みますよね。
 この会場の雰囲気から、一つでも多くのことを感じ取ってくれていることを願います。

 千葉で地域づくりのための新しい寄付文化をつくろう!ファンドレイジングinちば

 ファンドレイジング・ジャパン in こうち  善意がめぐる 寄付ぎふと



 なお、単なる千葉好きの戯言です。意見には個人差があります(^^;)

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